汎用的な還元率を導く公式で最も優れたクレカを判定する

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私は1年に1度クレジットカードの見直しをしている。その為に当然、いろいろな情報源をあたる。最強のクレジットカード特集やクレジットカードランキングなどの情報源はめぼしいクレジットカードのスクリーニングに役に立つ。

しかし、そういった特集でのお薦め度ランキングの説明が余りにも酷すぎる

全く汎用性の無いクレジットカードを上位に位置付けていたり、根拠をぼかした「還元率5%」等の誇大広告のオンパレードだ。幾らなんでも誠実性に欠いている、こんなもの使ったら絶対に貧乏になる。

クレジットカードの還元率の基準は1.5%

このブログでは何度も登場している数値だが、改めて。

クレジットカードの還元率の基準は1.5%だ。1.5%に見たないクレジットカードは使う価値が無い。そして、それ以上の還元率を謳うものはその根本からして怪しい。

平気で還元率5%などと誇大広告で吹聴しているようなサイトはまず疑ってかかるべきだ。

雑誌やランキングサイトで紹介されているクレジットカードは、還元率0.5%が普通であるとして、特集で照会できるカードの水増ししている。それに加えて、最大還元率7%超などの文言で飾り立てて、読者に誤解を与えている。はなはだ悪質だ。

まず、結論を先に言うと、普通の使い方をして還元率1.5%を達成できるクレジットカードは現状2枚だけだと考えている。

還元率5%超のカラクリ

ランキングサイトの名誉(?)のために断わっておくが、ランキングサイトは別に嘘をついている訳ではない。

還元率5%超を謳う、そのカラクリについて説明をしよう。

といっても、仕組みは単純な話だ。還元率5%還元を受けられるのは、そのクレジットカードを使って、そのクレカと提携しているお店で買い物をしたらポイントを増やします、ただし、その提携しているお店というのが相場よりも値段が高いです。これだけの話だ。

そもそもが物の値段が割高のお店で買い物をすることが前提の「高い還元率」なのが、還元率5%の正体だ。

根拠を示そう。

これは、私が愛用しているオフィスチェアの価格を比較した物だが

楽天市場で96,984円で売っている物が、amazonでは91,590円で売っている。

amazonの価格を1とすると、1.0588に相当する。つまり、amazonよりも楽天の方が価格が約5.8%高いのだ。

このように、幾ら高還元率であろうとも、そもそもの値段が高いのだから、そのクレジットカードを使うことに節約効果などは期待できない。

多くのクレジットカードランキングのサイトで還元率の表記が「1.0%~5.0%」等のように幅を持たせているのはそのためだ。

クレジットカード選びで「最大何%還元」というような表現には節約という観点からは全く意味が無いどころか、害悪ですらある

良いクレジットカードを選ぶには何を見るべきか

クレジットカードを選ぶ際には「どこで買い物をしても還元率○○%」のような、汎用的な還元率が幾らなのかという情報が重要なのであって、特定のお店で買い物をしたら高還元率というような情報はそのカードの実体を曇らせる。

そして、繰り返しになるが、クレジットカードの汎用的な還元率の最低水準は1.5%だ。これ以下のカードは使う価値が無い。

ここまでの要点をまとめると

要点1.クレジットカードは汎用的な還元率で見ること

要点2.汎用的な還元率は1.5%が基準、それ以下は使ってはいけない

要点3.最大還元率や幅を持たせている還元率の表記はカードの実態を隠す「煙幕」

余談だが、クレジットカードの中には面白い還元の方法を取っていたり、尖ったサービスを提供する物もある。そういったサービスを利用した金稼ぎの方法もあるのだが、今回のテーマは「節約の為のクレジットカード選び」「汎用的に使えるクレジットカード選び」であるため、主旨から逸れてしまうので割愛する。

要点1を掘り下げる

クレジットカードの中にはあるお店で買うと還元率が高いが、他のお店で買うと還元率が低くなるタイプのものがある。そして、高い還元率のお店の使用頻度がそれなりに高い場合、そういったタイプのクレジットカードを選択する動機が生まれるのではないだろうか。

これは至極もっともな見解だ。これについて検討するために、次のようなクレジットカードを考えてみよう。

「あるお店(あるいは系列店)で買い物をすると還元率が2%であり、その他のお店で買い物をすると還元率が0.5%であるようなクレジットカードがあるとする。

いずれのお店の販売価格にも差が無い場合、還元率が良くなるお店に落とすお金は1ヵ月に買い物をするお金のうち、何%以上であれば良いか?」

もっと具体的な状況を設定するなら、1ヵ月のうちクレジットカードで10万円分買い物をする人がいる。この人は、Amazonや楽天、あるいはイオン、コンビニなどあらゆる場面でクレジットカードを利用している。

さて、楽天のクレジットカードの還元率を見たところ最大7%とあるではないか。凄い。しかし、Amazonやコンビニでの買い物では0.5%しか還元率が無い。糞だ。

楽天以外のお店での買い物では損をしても、楽天で利用する金額が多いのであればその損を取り返すことができて、最終的には得をすることができるのではないか。というのが、今回の問題だ。

さて、その損得を計算するための公式を作成した。

先の楽天のクレジットカードの例で考えよう。

Aとは、楽天(高還元率で買い物ができるお店)で買い物をしなければならない金額の割合だ。

rtとは、目標となる還元率だ。私はクレジットカードの還元率は最低でも1.5%だと考えている。ここには1.5%を入力する。

βとは、他のお店(高還元率ではない他のお店)での還元率だ。先のクレジットカードの例だと0.5%だ。

xとは、先のクレジットカードの最高還元率とβの比だ。楽天カードの場合は、7%と0.5%だからxは14になる。

お待たせしたが、この公式で計算すると、例えば先の楽天カードの場合、クレジットカードを使って1カ月の間に使う金額の約8.3%以上を楽天で使うことでこのブログが提唱する還元率1.5%以上を達成することができる

他にも、特定のショッピングモールでの買い物なら2%だが、他のお店では0.5%というようなクレジットカードの場合では、高還元率であるショッピングモールでの買い物が約66.6%以上でないと1.5%の還元率であるクレジットカードには勝てないという計算になる。最高還元率2%、その他のお店の還元率0.5%なんていうクレジットカードは絶対に選んではいけないということが分かる。

この公式からクレジットカードをもう1度考え直してみよう

楽天カードをお得に使うのはハードルが低いだろうか?それとも高いのだろうか?

公式で計算をすると、先の楽天カードの還元率を1.5%以上で使うためには1ヵ月のクレジットカードによる支出を約8.33%以上にする必要がある

一見、ハードルが低く見えるが実際のところはどうだろうか。

例えば、私の場合で考えてみよう。

私の過去のクレジットカードの使用履歴を元に、1月ごとのクレジットカードの利用額を計算すると、1ヶ月につき5万円程度使用している

つまり、1ヵ月で4165円以上の金額を楽天で利用するのであれば、メインのクレジットカードを楽天カードにした方が得ということになる

しかしだ、そもそもの話として私がクレジットカードで買い物をしている物の多くは、昼食、通信費、サーバー代、店舗特典のある書籍などのように楽天では買えないものだ。

更に、私に限った話ではないがインターネットを利用して買い物をするときに、高価なものを購入する場合はまず一番安い価格を調べるから単価がそもそも高めに設定されている楽天市場が買い物先の候補として殆ど挙がらない。

また、これはあくまで1ヶ月の支出が5万円という少額の場合の話だ。

一家の家計を預かる人が、クレジットカードで支出をしようとすると、20万や30万程度は覚悟する必要がある。つまり、電気代や家族の食費などそういったものをクレジットカードを使って支払いをしているはずだ。

すると、楽天市場で買い物をしなければいけない金額は16,660円ないしは24,990円以上となる。

それも、楽天市場が最安値を付けておりかつ還元率が7%になることが条件だ。楽天市場の商品すべてが7%還元の対象になるわけじゃないからだ。

毎月、そんなにたくさんの書籍を購入したり、旅行にそんな頻度で行く家庭が多いとは思えない。

もっと言うなら、楽天を経由せずとももっと安く書籍を購入する方法はあるし、旅費を抑える方法もある。またもや楽天が候補に挙がらないのだ。

例として、楽天カードを挙げたが、もし気になるのであれば他のカードでも計算してみると良い。ウンザリする結果が出ることだろう。結論として、還元率1.5%を達成できるカードは実際のところほとんどないことが分かるはずだ。

結局、どのクレジットカードが、汎用的か

発行して間違いが無いクレジットカードは2種類だ。

p-one wizビックsuicaの2枚だ。

それぞれ、他のクレジットカードと比較しても使い方が非常にシンプルである点も優れている。使い方がシンプルであるということは、私にとっては重要でカード選択のメンテナンスを1年に1回程度に抑えることができる。1度決めてしまえば、あとでコマゴマと考えないで済むから楽なのだ。

>>p-one wizは3倍期間が終わってもやはり優秀

>>ビックSuicaカードの正しい使い方に今更気がついたので

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