リボ払いをイオンで推奨している異常性

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私は普段、イオンで買い物をする時には自分で商品を袋に詰め込むセルフレジを使っているため、店員の方が会計をしてくれる普通のレジをしばらく使っていませんでした。

ところが、先日、久しぶりに普通のレジを利用することがあったのですが。非常に驚いたことがありました。

レジのルールが変わっていた

まず、ちょっと驚いたのは、レジのルールが少し変わっていたことです。

まず、商品をお店のカゴに入れたらそれをレジまで持っていき、店員の方が1つずつ商品のバーコードを読み取り、会計済みの商品を入れるカゴに詰め替えていきます。そして、全ての商品が移し終えた後に、レジのさらに奥の精算機に行きそこで会計を済ませるのです。代金の支払を機械化するとどのくらいのコストが浮くのかは計算したことないですが、とにかく一部分業化していたわけです。

少しだけ戸惑いましたが、本当に驚いたのはそこではありません

支払い方法の画面に表示されている「リボ払い」の文字

とにかく驚いたのが、これです。何故か、会計の時にでかでかと表示される「リボ払い」の文字。

どういう訳か、支払いをしようとすると、支払い方法をリボ払いにするかどうかを確認されるようになっているのです。言うまでもありませんが、リボ払いは普通の人にはお勧めできません。リボ払いが有効に活用できるのは、自分の資産を年利15%以上を運用で増やせる人だけです。どうですか、できそうですか。

普通の人では、リボ払いの恩恵を受けることはありません。

念の為、リボ払いって何なのかをざっくりと説明

リボ払いというのは、リボルビング払いの略称です。拳銃にリボルバーというのがありますよね。あのリボのこと、回転を意味します。ここでは、リボ払いを他の支払い方と比較するために、現金での支払い、クレジットカードによる翌月の一括払い、リボ払いで比較をしましょう。

今、20万円のソファーを買うとしましょう。ものすげーソファーです。ボーナスでも出たのでしょう。

現金による一括払いは、今この場に20万円の現金がなければいけません。これは簡単。

クレジットカードによる一括払いは、今この場に20万円の現金がある必要はありません。クレジットカードによって、締め日が決まっていてその日までに使った分を引き落とし日に銀行口座から引き落とします。現金払いとの違いは、引き落とし日までに20万円を用意しておけば良いので、買い物をするときにはお金を持っていなくて良いのです。

さて、問題のリボ払いです。リボ払いは毎月の支払額を一定にすることができます。具体的に数字を追っていきましょう。

 

20万円のソファーをリボルビング払いで買うことにしましょう。ありがちな勘違いをまず説明すると。

リボ払いの設定で、毎月の支払額を5000円で一定にする設定にします。そうすると、翌月に支払う金額は5000円になります。残りの19万5千円は翌月にまた5000円払えば良くて、残りは19万円になる。完済までは合計で40月だろう、という計算。

全然違います。

実際には以下のように計算します。

まず、20万円をリボ払いで買った時。この20万円は貴方の借金になります5000円に設定したから、翌月の支払いは5000円。それに利子を一緒に支払います

利子は借金の残高の1.25%です。つまり、20万円✕1.25%=2500円

したがって、翌月の支払いは7500円となり、残りの支払いは19万5千円になります。そして、翌々月には、一定額5000円に残りの19万5千円に1.25%を掛けた2438円を加えた額を支払います。これを完済するまで繰り返すとトータルで25万1260円を支払うことになります

20万円で買ったつもりが5万1260円高く買っている元の値段よりも25.6%高く購入するはめになっています

支払いのタイミングを遅らせるお金のことを借金として捉えるのなら、クレジットカードも借金という分類になりそうです。ただし、この借金は無利子ですリボ払いは明確に利子がかかります

クレジットカードの一括払いとリボ払いの最大の違いはそこです。

さて、リボ払いの悪口ばかりになっていますが、無論良い所もあるのです。ただし、その良い所を活かせる人なんてまず居ません。しない方が良いのです。

リボ払いは毎月の支払を少額に抑えることができます。見方を変えると、手元にお金が残るということです。お金を有効に運用することができるならば、もっと具体的に言えば、リボ払いの利子以上にそのお金を増やすことができるのであれば、リボ払いは賢い選択となります。

先に述べましたが、リボ払いの利子は年15%程度です。貴方は、できそうですか?

クレジットカード会社に寄ってはリボ払いで還元率が上がるけど?

最近、特に多いですが支払い方法を一括払いからリボ払いに変更すると還元率を1.5%から2.5%に上げますよというキャンペーンをしています。

確かに、還元率アップは魅力的かも知れません。ただし、言うまでもありませんが還元率1%アップしたところで、先のソファーの例のようにトータルで25.6%高い代金を支払うことになるのなら、何の意味もありません。

リボ払いの支払額を大きくすれば還元率だけ上げることができるんじゃない?

これも、偶に耳にする方法です。

どういうことかというと、また先のソファーの例ですが毎月5000円みたいに小さい額じゃなくて例えば毎月10万円、30万円ずつ返していくという方法にしたら良いのではないかという発想です。

毎月の支払を30万円で一定に設定しておけば、20万円のソファーを買っても翌月に20万円の支払いをしておしまいです。30万円を超えたら、リボ払いのルールにより超えた分は借金として翌々月に支払うことになりますが、そこに気をつければ普通のクレジットカードと同じように使うことができそうです。いや、リボ払いに切り替えたら還元率が上がるのだからむしろ、普通の一括払いよりもお得なのではないか。

これはカード会社によっては有りな方法です。しかし、これにも落とし穴があります。

まず、一定額の設定を自由にさせてもらえない場合があります先程、例に上げたjaccsの場合だと最大で5万円です(支払い残高が30万円以下の場合)。

そうそう抜け穴は用意してはくれません。一人暮らしの場合、もしかするとクレジットカードの利用額は月5万円も行かないという人が多いかも知れませんから、一応一括払いはできそうです。

しかしそれでも、月々の利子1.25%は必ず発生しますこの1.25%の利子を支払ってでもリボ払いにする方が得となるかはよく計算してみてください。

また、5万円を少しでも超えるとリボ地獄に陥ります。5万円を超えることって結構沢山ありますよ。

例を挙げると

  • スマホの機種変更
  • 家電の購入
  • 飲み会での支払い建て替える(平気で20万円を超えることもありえます)
  • 通学・通勤定期の購入

これだけでも、十分に起こりうることです。月々の支払が5万円を超えてはいけないという縛りは、少々厳しいように思います。

普通のクレジットカードの一括払いからリボ払いに変更すると還元率は1%程上乗せしてくれるところが多いですが、リボ払いによる1ヶ月あたりの利子は1.25%となっており、利子が還元率を上回るように設定されています。この1.25%は規約やクレジットカード会社のホームページをよく探さないと見つからないようになっているので注意が必要です。

まとめ

さて、長々とリボ払いの話をしてしまいましたが。本題はイオンの買い物で、リボ払いがデカデカと表示されていて驚いたという話でした。

ここまで述べたように、リボ払いはお勧めできるような支払い方法ではありません。

皆様におかれましては、十分にご注意を。

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