これからは〜な時代だという表現が、大嫌いな理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

 

ニュースサイトでも何でも構わないが、記事に「これからは~な時代」というような見出しが使われているのを目にしたことがあると思う。

私はこの表現が大嫌いなのだが、その理由について述べたい。

理由1:ただのレッテル張りだから

まず、第1の理由が通常、新しい時代、先進的な考え方というものは有り体に言えば攻撃対象を古い考え方、劣った考え方と攻撃するための方便に過ぎないからだ。

例えば、女性の社会参加が遅れている企業を古い、遅れている、劣ったとする風潮はかなり強い。社会参加を制限することは厳に慎むべきで、そこは同意できるのだが社会参加を推し進めようとする人の中にはとりあえず「結果として女性の社会参加」を推し進める意図で、採用枠の中に女性枠を設けて本人の能力如何を問わず、人数だけは採用を進めて「女性参加を進めました」とする動きがある。

海外の大学でも入学枠に、アファーマティブアクションの一環として黒人枠を設けたりしているだろう。

これには重大な問題があって、これは言うまでもないが本来、入学できるはずだった(あるいは採用、昇進できるはずだった)人の枠が取られてしまう。言うなれば、全体のレベル低下、生産性の低下、他の人へのしわ寄せが無視できないレベルで発生する

どんな取り組みだって、一長一短なのだが人間は感情的な生き物で今が悪いならその真逆は進歩的と思ってしまうようだ。

両方の良いところ取りをするための方策を考えれば良いものを、とにかく相手を攻撃することに終始する「レッテル張り」は百害あって一利なしである。

理由2:推移が一方通行であるように思いこませるから

理由1と一部重複するが、「時代」という言葉を使うときその変遷は過去から未来のように逆光しない一方通行の流れを想起させる。

しかし、「これからは~な時代」というフレーズを用いているものの中に不可逆でまさに時代の変化という表現がピッタリであったものがあった試しがない

技術革新や産業構造の変化は世界史の中で何度か起きてきたことであり、時代の変化というよりは過去の出来事が姿を変えてまた起きたという「韻を踏んだ繰り返し」に過ぎない。

理由3:ただ、「皆、やっていますよ」の言い換えだから

様々な国の人が乗った船が沈没するとき、船員が各国の人に何を言って海に飛び込ませたのかというジョークがある。その中で日本人には「皆、もう海へ飛び込んでますよ」と言って、海に飛び込ませていた。

とかく日本人はこのフレーズに弱く、バリエーションは他にもあり「皆やっているのに、お前だけやっていない。」といった表現も有効だ。

「これからは~な時代」というフレーズは「皆、やっていますよ」のただの良い替えだ。

いや、それよりも性質が悪い。

「皆、やっている」だと、どの層が何人くらいやっているのか追及されるが「これからは~な時代」というフレーズの場合はその追及をかわすことができる。

1年後、10年後なのかもしれないがとりあえず「言った者勝ち」なところがあって、「~な時代」に適合した流れが強くなってきた頃に「私の言った通りでしたね」と言えるし、50年後、100年後に来たら「彼の目線は100年後の世界をとらえていた。余りにも先進的過ぎたのだ」と言い逃れができる。

視野が狭くなる

とかく、このフレーズを好んで使う人は視野が狭い。効率や流行を取り入れていった結果、逆に効率を悪くし悲惨な結果を招くこともある。

温故知新は違うが、ローテクが結果として最も効率的な解決策という場合があることを弁えるべきだ。

こういうジョークを聞いたことがあるだろう。

アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態ではボールペンが書けないことを発見した。

これではボールペンを持って行っても役に立たない。

NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。

その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!!

一方ロシアは鉛筆を使った。

確かに、このボールペンは凄いのだろう。だが、本来の目的は宇宙で使える筆記用具を用立てること。ボールペンを使いたいがために、全く無駄な労力を費やしてはいないか、改めて考えてみるべきである。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

節約の基本はハピタス活用から始めるのが簡単

書籍の購入、資料の請求、契約の見直し、クレジットカードの発行などは店頭よりもインターネットを経由した方が特典が豊富です。

インターネットを利用して買い物をするなら、ハピタスを経由するようにすると、各企業が提供しているポイントや特典の他にもハピタスからのポイントバックを受けることができます。私がハピタスを愛用している理由として

  • 登録無料

  • 交換レートが1ポイント=1円のレートで300ポイントから交換可能

  • 換金の手数料が無料

  • ウェブサイトが非常にシンプル


新規登録された方に100ポイントのプレゼントしています。

ハピタス

SNSでもご購読できます。