gackt格付けチェックの「ヤラセ検証」の誤謬

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まことしやかな噂

2016年正月特番の芸能人格付けチェックをご覧になられた方は多かったと思います。

私も毎年見ていますが、格付けチェックの一つの目玉とも言える

gacktは一流芸能人を死守できるかというのも気になるところでした。

しかし、2016年は惜しくも相方のミスで一流芸能人から陥落してしまいましたね。本当に残念です。

 

さて、実は何年か前からまことしやかに囁かれているうわさがあります。

それは、gacktの格付けチェックはヤラセではないのか?というもの。

 

いくつかのブログの記事を見てみると、

「数学的にありえない」として検証記事を書いているものもチラホラあります。

しかし、読み進めてみると別に数学の素養のある方ではない上、

過程も計算も滅茶苦茶でした。

 

ただ、正解する確率が何%として、39問連続正解だから正解する確率は~

という内容の記事が検証記事として載っているだけでした。

 

 

ヤラセであるとは断定できない

私の結論を申し上げると、

「ヤラセであるとは断定できない」

となります。

 

以下に理由、というよりもヤラセであるとする検証記事への

反論を述べさせてもらいます。

 

まず、ヤラセであるとした根拠として

問題が絶対の答えがあるものではなく感性的なものであるから、これを常に正解を出し続けることは難しい。良くて90%くらいだろう。

というもの。

ハッキリ言って、お話になりません

まず、感性的なものだから正解を出し続けることは難しいという主張ですが

華道にしても映画の撮影技術にしても

良いとされるもの、してはいけないことを示した「範」が存在します。

この格付けチェックはもう一方は、その道の超一流の人が作成したもの、

もう一方は素人に毛が生えた程度のもので比較して超一流を当てるというものです。

要するに「範」を理解しているかどうかを問うている問題なのです。

これを「2者択一で良いと思うのはどっち?」という唯の丁半博打だと考えていること事体が、

悲しいかな自分の知らない文化への無理解を露呈していると言わざるを得ません。

 

少し分かりづらいのならば、「画商」「学芸員」という人の能力を考えてみればいいです。

絵画の世界にはその贋作が多く出回ります。

その贋作は真作に本気で似せようとしてあらゆる技術を投入しているものです。

そこまでやって、初めて画商、学芸員を騙す事が出来るのです

 

今回の格付けチェックは、真作と贋作を見分けるテストでは勿論ありません。

「超一流の○○さんが作った、何々」と「××が作ったもの」

を比較して前者を答えてくれというものです。

ようは、後者は前者に似せようともしていないのです。

これはむしろ、はずす方がどうかしている位のイージー設定です。

このイージー設定で10%外すとしていることも既に過程のおき方がおかしい。

10%外すようでは商売として成立しません、素人と変わりません。

 

これまで、gacktが解答してきた問題について考えてみると

音楽、楽器、映画の撮影技術、ワイン、肉料理、芸術

が主だったものでした。

このほぼ全てにgacktは関わりを持っています。

 

実は、これまでの格付けチェックの中でgacktが一流陥落の危機に

直面したことも何度かあります。

それは芸術です。

記憶に新しいもので言えば

「盆栽」ですね。

この時は、gacktではなく相方が解答をして正解を出していましたが

この出題の時にgacktが解答していたら少し危うかったようにも思えます。

 

 

さて、何が言いたいのかというと

gacktにとっては、出題の内容全て自分のオンとオフでの活動にモロかぶりしているものであって

全く触れたことの無い道の分野のことを聞かれている問題ではないのです。

つまり、「そもそも、格付けで出されている問題はgacktがほぼ全て答えられるようになっている」

と分析する方がまだ筋が通っています。

 

例えば、こういう話があります。

声優ファンのチェックとして

「こおろぎさとみ」と「かないみか」の声を聞き分けられるか

というものがあります。

 

声優を意識したことの無い人には、「もうさっぱり」だそうですが

1年も声優ファンをやっていれば、余裕で聞き分けることが出来ますね。

日常的にどれだけ触れているのか、というのはそれだけ大きな要素になりえます。

 

ヤラセ検証から何を学ぶべきか

さて、ヤラセの検証から私たちは何を学ぶべきなのでしょうか。

一つは目先の数字に惑わされるなということです。

先の例だと、正解を出す確率は90%程度と仮定していますが

自分の感覚分析したい人物の能力分別が出来ていませんでした。

 

これは、結論ありきで分析をしようとしていると犯しがちな誤謬です。

 

無論、gacktすごい!さすが一流!と

手放しに礼賛しなさいということを言いたいわけでもありません。

 

私が本当に言いたいことは

「断定できないことは沈黙するべし」です。

 

火の無い所に煙を立てたり、数学的に分析をする~というのは

大手のブロガーやマスメディアが好む手法ですが、

私たちはそもそも「結論できない」という選択肢も持っているはずです。

 

数学的に分析、検証したいというのであれば

数学にはそのような結論を出すこともあるということを弁えておくべきです。

 

 

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