1人暮らしなんてありえないという意見にについて

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世間では実家暮らしに対して、良い印象を持っている人は少ないんですよといった内容の記事を最近目にした。実家暮らしと対照的に語られる一人暮らしの方が良い印象がありますよという、お決まりの記事なのだがそれを読んでいて思ったことを。

具体的な数字の話が全然出てこない話

実家暮らしにマイナスの印象を持つ人の多くは、独立していなさそうという印象が殆どだ。女にモテないといった表現も多用されている。

何か具体的な数字をもって、「実家暮らしをするとこれこれ、こういう計算でこのように損をする。であるのに、実家暮らしをしているのは経済的合理性を理解していないため、独立心が不足しているのではないか」などと言うような指摘を期待していたのだが、終始イメージ論、レッテル張りだけで得るものが無く残念な限りだった。

広い世界へ飛び出せ論

多少苦労してでも、実家から独立することで広い世界を見ることができて大人としての自立の一歩を始める。というような、何ともよく聞くフレーズも見かけたが、実家の独立と広い世界を見ることの相関は別に強くないと思っている。

広い世界を見るという能動的な行動は、結局は本人の行動によるものだからだ。

実家から独立したところで、能動的に自分の世界を広げようとしない人は死ぬまで借家と会社の往復だろう。別にそれが良い、悪いではなく、実家から出たら後は世界が広がるだけという発想がちょっと抜けていると思う。

実家暮らしの経済的優位性は別に説明しなくてもいいか

小題で自己完結してしまい恐縮だが、実家暮らしを選択することの経済的合理性については改めて語るような話ではないと思う。が、念のために触れておく。

言うまでも無く、独立をすると、家賃や電気代などの固定費が世帯を分けた分だけ生じる。

これらは、使ったら使った分だけかかるというものではないことは誰でも知っている。最低でも幾ら払わなければいけないというように、1ヶ月電気を一切使わなくても発生する料金が存在する。

そういう物が存在する限り、世帯を分ければ分けるほど、一家としての取り分は目減りする。

逆に、世帯を1つにまとめることでこれらの支出を全てカットすることができてそれだけ可処分所得が増加する。それ故に、実家暮らしは経済的に合理的な選択である。

結局説明してしまったが、実家暮らしが強いのはこういう理由だ。金をドブに捨てないで済む。少なくとも、このメリットを打ち消すだけのデメリットを実家暮らし否定派が示したことは1度たりとも無い。

不動産業界の宣伝文句

陰謀論とかはあまり意味が無いので好きではないのだが、「成人したら独立せよ」という圧力はどうにも不動産業界が作った空気であるように思える。それぐらいに、個人にとって合理性が無い。(まあ、恋人を連れ込み辛いデメリットくらいはあるのかもしれない。)

1度、そういう空気、文化を作ってしまえばしめた物だ。なぜなら、目に見えない何かに駆り立てられて、部屋を借りてくれるのだから。彼ら彼女らには経済を回してもらおう。

実家暮らし否定派を擁護

実家暮らし否定派が雑魚過ぎてこのままでは物足りないので、ここは羽生永世七冠の逆転将棋にあやかり彼らを擁護することにしよう。

実家暮らしよりも一人暮らしの方が良いというイメージについて、これをなるべく、抽象的な話ではなく仕組みの面から説明していこう。

高い所得を得ていそう

先ほど説明したように、実家暮らしには貯蓄をする上で経済的合理性がある。

一方で、一人暮らしには経済的合理性が無い。しかし、そういった環境では最適化への力が働くのではないか。

つまり、一人暮らしを維持する以上はある程度の収入が無ければ破綻してしまう。にもかかわらず、生活を維持しているのであれば、それなりに収入を得ていると考えて差し支えないのではないかという考えだ。

実家暮らしの場合、その本人の収入額が測れない。究極、0円でも生きて行くことはできるからだ。そういう1円も家にお金を入れない奴を養う事ができるだけの財力が、その家にあるのかもしれないが、どっちにせよその本人は大ハズレ物件だろう。

だとすると、実家から独立している人は、少なくともある程度の所得を得て生活を維持できるだけの力があるのではないかと考えるのは極々自然な心理とも言える。

世の中には実家から月何十万も仕送りを貰っているおぼっちゃんもいることだし、必ずしも本人の力で生計を維持しているとも限らないのだが、そういった例外ばかりに目を向けても意味が無いので省略しよう。

まとめると、実家暮らしか一人暮らしかという情報だけで個人を判断する場合、親の庇護が受けられる実家暮らしでは、その個人の資質を何も見ることができない。一方で、一人暮らしの場合は、客観的な事実としてその生活を維持するのに金がかかるわけでその金をねん出することができるだけの収入ないしは仕送りがあると見なせる。

と考えるのは、私はごく自然な洞察だと思っている。特に、女性が男性を判断する場合の1つの尺度とする場合が多いらしいので、このようにまとめた。

補足するなら、あくまでこのまとめは実家暮らしか一人暮らしかという情報だけで考える場合、上記のように考えることができるというだけの話だ。異性と付き合うなら、その人がどういう考えなのか、経済観念はあるのかなどといった話は会話を通して理解を深めれば良いだけの話なので気になる人がいるのなら普通に会話をすればよろしい。

まとめると

仮に、実家暮らしか一人暮らしかという情報だけで個人を判断する場合だと、世間が言うような評価になることには多少の裏付けがある。

しかし、そういった印象での判断は浅い付き合いをする人の場合であって、もう少し深い付き合いをするような場合は、その人の事を知るために会話をして理解を深めればいいだけの話だ。

一人暮らしをしている人は料理とかも自分でやっているだろうから、結婚しても手伝ってくれそう、などという女性の意見も見かけたのだが、一人暮らしでは自分がやるしかないからやっているだけで、結婚したら家事は妻がやってくれ、家では母がしていたぞという男だって珍しくない程度にはいる。

独立しているときの姿は、あくまで独立しているときの姿だ。その人の家庭の姿ではないことを見落としている。

一方で、家で普通に家事に参加している人だっている。そういう人なら結婚しても、普通に家事を分担するだろう。

どこまで行ったって、結局は印象。実家暮らしだから、一人暮らしだからで説明できることなどそう多くは無い。

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