合理的であることをやめたい人が考えるべきこと

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何かにつけて損得で物事をとらえてしまう自身の性格を嫌悪する人というのがいる。より正確な表現はあるにせよ、ここではそういった損得で物事を考えることを合理的と呼ぶことにして、そんな自分との付き合い方、考え方について整理していきたい。

損得で物事を考えることの苦悩

物事を損得で考えすぎてしまうと、他の人との付き合いが億劫になってくる。

例えば、試験前にも係わらず遊びに誘われた経験はあるだろうか。

少し考えれば分かることだが、今、一番するべきことは試験勉強であって、遊ぶことではない。しかし、これを断ると付き合いの悪い奴と見なされて今後の人間関係に支障をきたしてしまう。

遊びに行くにせよ、断るにせよ、少し先のことを考えるとどちらも悪い方に転がる気がしてならない。

その洞察力をもう少し深化しよう

少し先のことを考えることができる。これは、正常な発達だ。

そして、そこに苦悩があるのであれば、その洞察力をまだ発揮してない未開の方向に向けてみることを薦める。

未開であろう方向、自分の内心だ。

「先のこと」は、あくまでも「他人の視点ベース」の物の考え方である。

他人から付き合いの悪い奴と思われることは、他人の視点の問題に過ぎない。

「自分の視点ベース」で物事を捉えるのなら、自分が一番優先したいことは何かを考えることだ。

自分のやるべきことが試験勉強なら、そちらをただ優先すればよい。

遊びに誘ってくれる子が、付き合いの長い幼馴染だから大事にしたいとか言っている子がいるのだが、そういう希少性には余り価値が無い。

あなたが将来的に落ちぶれてまで優先すべき付き合いは無いからだ。

人は人、自分は自分

自分の課題と他人の課題を分離する。ただの良い人になるな。

これは、アドラー心理学を基にした読み物には必ずと言って良いほど登場するフレーズだ。

20歳になっても、30歳になってもその区別が全くできない人というのは非常にたくさんいる。結局は自分のするべきこと、一番したいことをベースにして指針を定めれば良いのに、自分の人生・選択を他人にグリップされてしまう人が沢山いる。

こういったセルフコントロールは、本来であれば学校でも外部のクラブ活動でも人との付き合いを通じて学んでいくことなのだが、そこから逃げてしまった人が今の中高年には沢山いる。1人で完結する娯楽が非常に多く台頭したのも丁度、彼らの世代の頃でそこに浸ったまま20歳、30歳を迎えてしまったようだ。

そういう人が非常に多く集まる環境

人付き合いから逃げ続けた人が集まるような環境というのは沢山ある。

例えば、某掲示板、一定水準以下の大学などだ。

そういう環境では、人付き合いを否定して自分達を肯定し続けている。そういうぬるい温泉のような環境を心地よいと思える人もいるが、大体は取り返しのつかない事態に陥る。

そういうことを知っている上流層は、社会で生きていくうえで重要なスキルである「セルフコントロール」更にいれば「コミュニケーション能力」を磨くことができるキチンと教育を受けた人が集まる環境に身を置こうとする。

コミュニケーション能力が何のことが分からない大学生

これも近年、増加の傾向にある。

コミュニケーション能力とかいう曖昧な能力が、就職活動では最も求められる力なのだがこれが何のことかわからずに悲鳴を上げて逃げ出す大学生が沢山いる。

これは、物心ついた6歳くらいの頃から21歳までのおよそ15年間かけて見につけていくスキルなのだが、そういった人と関わること、人との距離の取り方を学ぶことから逃げ続けた大学生がどんどん増産されているようだ。

嫌なことから逃げ続けることは悪いこと?

悪いことだ。

例えるならば、原始時代、人が初めて火を発見したとき。

「熱い!怪我をした!今後はこの怪しげな光と関わるのは避けよう」と、ずっと火と関わることを止めた人と

「熱い!でも、距離を取ると暖かい。寒さを凌ぐのに役立ちそうだ。それに、木とかに燃え移らせると持ち運びもできるし、明りになる。これ、物凄く便利だ」と、火とのかかわり方を模索し始める人とでは、その後に形成される文化に天と地ほどの差が生じるだろう。

便利な物、人を豊かにする物は良い面ばかりではなく悪い面だってある。

こんなことは、有史以来ずっと言われ続けていることなのだが、未だにそれを学習できない人が多いことは非常に興味深い。

物心ついてから、そういう物のバランスのとり方を試行錯誤して学ばなければならなかったのに、それを放棄してしまったのが中高年だ。その失敗を糧に、今の若い人にはバランスのとり方を学んでほしい。

一番良い塩梅(あんばい)を探る

今の中高年の中には、人付き合いは0でも生きていけるなどと大言壮語を吐いている人が居る。ブログやインターネット掲示板で吹聴している訳だが、そういった「誰かが目にするかもしれない」ところで持論を展開している時点で、人との関わりを捨てきれない、求めていることに自覚は無いらしい。

人付き合いの良い塩梅は人によって異なる

だから、人付き合いを0にすることは合理的で賢いなどと言うことは無いし、逆に滅私奉公、自分を完全に捨てて世のため人の為に生きることが人間の善性などということもない。

例えるならば、金属だ。純度が限りなく100%に近い金などの鉱物はそれはそれで活躍する場面もあるのだが、世で活躍する者の多くは様々な金属を上手い割合で配合した合金だ。じつはある程度、混じった方が丈夫で役に立つものになる。

ただ、100%、0%にするといった極端に振り切れる生き方を選ぶ人は、実は良い塩梅を探るという地道な作業から逃げてしまった人なのだ。

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