ドルコスト平均法とはどういう投資方法なのか

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ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法とは同じ間隔で同じ額を同じ銘柄に投資し続けるという投資方法のことです。

つまるところ、「積立投資」というもののことです。

この方法にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

株へ投資したものとして考えた場合

挙げられるメリットとしては、株の購入単価が今現在の株価に近づいていくということが挙げられます。

人によっては、株の購入単価を引き下げる効果があるとして紹介しているかと思いますが

現象としては上記の「今現在の株価に近づいていく」の方が適当だと思います。

 

さて、ドルコスト平均法と比較される方法として当株数投資法という方法があります。

ドルコスト平均法は、同じ間隔で同じ銘柄に同じ額を投資し続けるという投資方法

当株数投資法は、同じ間隔で同じ銘柄の同じ株数を購入し続けるという投資方法

という違いがあります。額を同じにするか、購入する株数を同じにするかが異なっているのです。

 

ちょっと例を見てみましょう。

A社の株式が1株100円で購入することができるとします。

毎月1万円をドルコスト平均法と当株数投資法で購入し続けた場合

半年でどのような差が生まれるでしょうか。

1 2 3 4 5 6 評価額 損益
株価 100 90 85 90 100 110 110
ドルコスト平均法

購入株数

100 111 117 111 100 90 69190 9365
当株数投資法

購入株数

100 100 100 100 100 100 66000 8500

 

A社の株式が表のように推移した場合、ドルコスト平均法の方が6か月後の利益が大きくなっています。

別の例で考えると

 

1 2 3 4 5 6 評価額 損益
株価 100 90 100 110 100 90 90
ドルコスト平均法

購入株数

100 111 100 90 100 111 55080 -4800
当株数投資法

購入株数

100 100 100 100 100 100 54000 -5000

株価が下がってしまった場合も、ドルコスト平均法の方が6か月後の損失を和らげています。

 

この2つの例を見ると、ドルコスト平均法は利益を大きくして損失を小さくするような

優れた投資方法のように見えるかもしれません。

もう少し別の例を見てみましょう。

 

1 2 3 4 5 6 評価額 損益
株価 100 105 100 110 105 120 120
ドルコスト平均法 100 95 100 90 95 83 67560 7750
当株数投資法 100 100 100 100 100 100 72000 8000

 

1 2 3 4 5 6 評価額 損益
株価 100 90 95 90 85 70 70
ドルコスト平均法 100 111 105 111 117 142 48020 -11820
当株数投資法 100 100 100 100 100 100 42000 -11000

 

右肩上がりに株価が上昇している例と、右肩下がりで株価が下落している例です。

先程とは異なり、当株数投資法の方が利益を大きく、損失を小さくしていることが分かると思います。

 

つまるところ、どちらの投資方法もボラリティを小さくしたりリターンを大きくするような効果は無いのです。

では、ドルコスト平均法や当株数投資法のメリットは一体なんなのでしょうか。

 

その1つは、投資家の心理的な負担を和らげることです。

株価が下落したとしても、株を購入すれば購入単価はその時点での株価に近づきますし

毎月一定額機械的に投資をするということで、毎日チャートとにらめっこをして

一喜一憂しないで済むという面もあると思います。

後は、買い時を逃さないで済むというのもあるかと思います。

株価が下がっていようがいるまいが、機械的に購入し続けることで

そういった「機会」を逃さないで済むというのも、投資家的には安心につながるのではないでしょうか。

 

心理的な負担を緩和するという効果は実は、心が強くない人にとってはそれなりに重要なことでして

ドルコスト平均法にしても、当株数投資法にしてもいえることなのですが

これから株が延々と下がり続けたとしても、その後で半分程度戻しさえすれば

利益が出せるという面もあるのです。

株価は上昇と下落を繰り返します。

倒産してしまえばそれまでですが、倒産せずに投資開示の半分くらいまで値段を戻せば

それでも利益が出るので、ドルコスト平均法を好んで使う人もいます。

この投資方法は自分にあっているな、と感じたら試してみてはいかがでしょうか。

 

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