
今年は電力の自由化が本格的に始まった年です。2016年の年始は、電力の自由化について活発に報道がなされていたことを覚えていますか?我が家も電気料金のプランの見直しを行いました。
もう年の瀬ですので、見直しによって電気料金がどの位安くなったのかを確認したいと思います。
いくら節約できたのか?
これは、5月から11月までの間の電気料金の推移です。今年の5月の料金から、電気料金のプランの見直しが適用されていますので表は5月からの掲載としています。比較の対象としているのは去年(2015年)の電気料金、今年(2016年)の電気料金です。
7か月間での比較ですが合計で3万5千円引き下げることができています。
念のために、電気の使用量について説明をしておきますと我が家のライフスタイルは去年と変わっておりません。暑くなったら冷房をつけますし、寒くなったら暖房や床暖房も利用します。家にいるときには皆がテレビやパソコンなどを使用しています。
>>電気の契約プランを見直したら月5000円の節約に成功!【4人家族】
以前投稿した記事ではありますが、電気料金のプラン見直しは月平均で5000円の節約効果があるようです。
電気料金の見直しは家計を預かる者として必ず実践するべき
「毎月の電気使用量に大きな変化が生じていないのに電気料金が安くなっている」ということは
「節電の為に生活を切り詰めたりしている訳ではなく、契約を有利に結びなおしたことによって電気料金の節約を成功させた」ということです。
電気料金の見直しは、頻繁に行うようなものではなく1、2年に1度、30分程度の時間を見つけて見直しをするだけで良い費用対効果がとても大きい節約方法ですので、家計を預かるものとしては必ず実践するべきでしょう。
さて、電気の節約に関して我が家が実践している方法はたった2つです。
- 「電気料金の契約見直し」
- 「LED電球への切替え」
この2つです。この2つの節約について、考え方と実践方法を説明していきます。
電気料金の契約見直し
現在、多くの会社が様々なプランを提供しています。選択肢が多くなるとどれが有利なのか分からなくなる、全部比較して吟味したくなる。結果として選べなくなるのが人のさがです。
無論、一番お得なプランを提供している会社と契約するのが一番良いに決まっています。しかし、1番と2番に劇的な差異が無い場合は比較するために費やす時間の方が勿体ないですよね。
1ヵ月でも早くプランの切替をしておき、今後お得なプランが登場したら備忘録(自分用のメモ帳)などに記録しておき、タイミングを見計らって再びプランの切替をすればよいのです。
何か行動を起こすとき、「100点か0点か」「完璧じゃないとダメ」という考え方をする人は珍しくありませんが、こと節約に関していえば「90点、93点、95点と段階的に良くしていく」という方法が現実的かつ合理的な選択だと考えています。
さて、そういう視点に立って考えるときこれから初めて電気料金の見直しをするなら多くの会社のプランとざっくり比較できるようなサービスが欲しいところです。うってつけのサービスとして「エネチェンジ」というウェブサイトがあります。
ここは、今の電気料金のプラン、どこに住んでいるかなどの情報を入力することでどこが一番お得な電気料金の契約プランを提供しているかを一発で教えてくれるサービスです。
我が家の場合、このサイトを利用して東京電力が提供している「プレミアムプラン(2年縛り)」が最も、節約効果が高いと診断されました。我が家は即日、プレミアムプラン(2年縛り)に契約をし直して今に至ります。
このプレミアムプラン(2年縛り)は私的には90点の内容だと考えています。というのもこのプランのメリットとデメリットがあるからです。(100点の内容であれば、デメリットは無い)
まずデメリットですが
- 2年間契約を変更できない
- 電気料金が厳密に一番安いわけではない
メリットは
- 契約すると12000円分のTポイントが貰える
このデメリットとメリットを比較すると、電気料金の厳密に最安値ではないにしても十分リターンがあると考え、プレミアムプラン(2年縛り)を選択することにしました。
ですので、我が家では2年の縛りが解除される頃に再びプランの見直しを実施します。
新規契約を獲得するためにどこの会社も何かしらの特典を付けていますので、その内容と比較して「次は93点のプランを見つける」ことを目指します。
LED電球への切替
これも節約効果が非常に高い方法です。使う頻度の高い部屋の電球を白熱灯からLED電球に切り替えることで電気の使用量を抑えることができるわけです。
LED電球の特徴としては、
- 電気の消費量を抑えることで電気代を安く済ませることが出来る。
- LED電球自体は高価であるが、白熱灯よりも寿命が長い為買い替えのコストを抑えられることが挙げられます。
このメリットとデメリットを比較すると、「買い替える」ことによってかかる費用は約1年以内でペイ(回収)することが出来るためLED電球が人気を博している訳です。
我が家ではLED電球への切替を実施してから2年になりますが、その間にLED電球の寿命が尽きたものはありません。既にLED電球の購入に要した費用はペイ出来ていますので、我が家の節約は成功したと考えて良いでしょう。
ここで1点注意です。
この記事の投稿に先立ちLED電球の寿命について調べていたところ、LED電球の寿命が長いというメリットについて疑問視するような記事がありました。ですが、内容を確認したところ所謂、海外の粗悪品を掴まされただけのようでした。LED電球は初めて購入する人が見ると値段の高さに驚いてしまいます。ところが、海外の粗悪品は通常のLED電球の半額くらいの価格で手に入るためそっちに手が伸びる人が多いようです。
意外に思うかもしれませんが、LED電球は精密機械です。きちんとした物を購入しないと全く節約になりませんので、この点は注意をしてください。
節約効果がばっちり出たので大満足
さて、我が家が実践している電気料金の節約方法は以上のたった2つだけです。
去年の年末ごろに切替の申し込みをして、5月から11月までの7か月間の推移を観察した結果ですが、成果が確認できたので大変満足しています。
これから契約の見直しをするなら前準備をしておきましょう
契約の見直しだけでも、節約効果は十分にあります。ですが、ここにほんの一手間を加えることで少し得します。
ハピタスを経由して、そこからエネチェンジや各会社で契約をするとポイントバックが受けられる場合があります。契約をするときには必ず確認をしておきましょう。