【2冊目】システム思考

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MITスローン・ビジネス・スクール教授のジョン・D・スターマンが記したシステム思考(複雑な問題の解決技法)について包括的に紹介している。

ビジネス書ではない

タイトルだけ見たら、「ロジカルシンキングとかラテラルシンキングとかの仲間かいな」と流されてしまいそうだ。だが、英題は「Business Dynamics Systems Thinking and Modeling for a Complex World」であり、そういったものとは毛色が異なる。重なる部分も勿論あるが。

ビジネスの現場においても、政府の政策決定においても問題になっているのは「世の中の変化のスピード」ではなく、「行動をしたことでかえって悪い状況を悪化させていることではないのか」という点である。

世の中の出来事、利害が緊密に絡み合うようになるほどその効果、副作用を正確に予測することは難しくなる。先のことを予測することだけではなく、実際に起きていることの分析ですら難しい。

本書では、全体を俯瞰すると関係している事柄が多いような「システム(系)」について、どのように分析していけばよいのかという手法について解説をしている。

感想

一読した時、私の頭に思い浮かんだ感想は、一緒に仕事をしている外資コンサル業の人はこれに近いことをかなり実践的に使えていたな、だ。

コンサル業というと、会社によってはシステムの開発まで請け負っているところがある。つまり、業務の分析というコンサル的な仕事とシステムの開発というSE的な仕事。そこに専門的な知識が更に追加され、彼らは高級取りとなる。

はっきり言えば、1人あたりのスペックが尋常じゃなく高い。

個々の能力によっては、私が勝る部分もあるのだが、トータルでこれらの能力を兼ね備えているというのは、これは相当にすごいことだと日ごろ一緒に仕事をしながら思う次第だ。

閑話休題

そういった、コンサル的な意味での業務分析、企業家的な意味での儲けのシステム分析、就職活動的な意味での業界研究、投資家的な意味でのビジネスモデル研究などの研究手法について学びたいが、どういう本を読めば良いのか分からないという人にこの本を薦めたい。

情報の整理の仕方、単純な図への落とし込み方、情報の取捨選択、そういったことを解説してくれる。

読むなら、大学2年くらいからで十分だ。かなり分厚い本なので、思考力が相応に鍛えられている頃でないと読みこなすのは難しいだろう。

大学2年くらいに読んでおくと、卒業研究、卒業論文を書く際にどのような図を作成すると良いかという視点でも参考になる。

世の中に「卒業論文の書き方」といストレートなタイトルでのハウツー本は多く存在するが、そういうタイトルから探していたのでは「システム思考」にはたどり着けないだろう。

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