私の財産告白(著:本多静六)の貯蓄術についての概略

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「私の財産告白」という本をご存じだろうか。本多静六氏が著した本で、彼が本業である大学教授職の傍ら100億の資産を築いたその方法について、つまびらかにしている本だ。

ポイント1:天引き貯金

フィナンシャルプランナーなどが書いている貯蓄の記事を読んだことがあるだろう。

彼らが書いている記事はどれも似たり寄ったりだ。ほぼ例外なく、天引き貯金を勧めてくる。

それは本多静六の私の財産告白でも同様だ。

彼の作ったルールはシンプルだ。以下の通りに実践する。

  1. 毎月の給料の4分の1を天引きし、貯蓄する。生活は残りの4分の3で賄う。
  2. 4分の3で生活をして月末に余らせた分は全て貯蓄する
  3. 賞与は全て貯蓄する

以上である。非常にシンプルである。

彼は、まず、貯蓄を開始した今が一番貧乏な状況であると思うようにした。これより下は無いという状況から、少しずつ生活を上向きになるように努めたのである。

手取りが16万で賞与が32万円くらいの人が、この貯蓄方法を実践した場合、毎月4万円の積立、賞与が年64万円受け取れるとして、1年間で112万円の貯蓄ができることになる。

しかし、こう思うはずだ。こんなことをしていても100億の貯蓄などとてもできやしないと。

ポイント2:お金を一番、良い環境に置くこと

ポイント1の内容は実は、種銭を作る方法であり、節制を身に付ける為の修養法である。

そうやって作った種銭は一番良い環境に置くようにする必要がある。

当時は銀行でも高い金利が付いていたが、彼は株式などにも注意を払い金の面倒をキチンと見るようにしていた。

なお、念のために言っておけば、銀行の金利が高い時期なら誰でも金持ちに慣れたと思い込んでいる人がいるが、それはピントがずれている。

何故なら、本多静六が生きていた時代にだって何千万と言う日本人がいたが、彼のように億単位で財を成した人はそうは多くない。チャンスをつかんだ人もいれば、普通の暮らしをしていた人もいる。そこは、今と変わりは無い。

彼の著書からは、何がその2つを分けたのかを学び取り現代風にアレンジして実践することが肝要だと私は思う。

現代風に考えるのなら、銀行に預けることは金を良い環境に置いているとは言えない。

直ぐに人に貸してしまった方が良いだろう。無尽(個人の貸し借り)ではなく、出資を募っておりキチンとした返済計画を持っている事業者に貸し出すのだ。

株でも社債でも構わないが、そういった事業に目を向けるようにした方がよほど懸命だ。

大抵の人は、何かしらの専門的な知識を持っている。

そういった自分の専門分野に関わる知識を基に、まずは世の中を見ていくことだ。

例えば、人事に携わっている人。

韓国はリーマンショック後よりも更に経済環境が悪い状況にあり、日本に職を求めて大挙して押し寄せてくる。そういうことは、ESなどの提出状況などを見ればきっと直ぐに感じ取ることは出来るだろう。

彼らは、日本で働くのならば日本に住まいを借りることになる。

はて、彼らは日本で家を借りるときどうやって家を借りるのだろうか。日本語は流石に多少は勉強しているだろうが、日本の住宅事情などの知識はあるのだろうか。海外から日本に働きに来る人に向けて、住宅を斡旋する業者はあるのだろうか。そういうところに力を入れている企業はどこだろうか。調べてみよう・・・

こういうきっかけで、投資先を見つけても良いだろう。

ポイント3:副業をする

本多静六は、これについてもかなり明け透けに言っている。

大学からの給金以外にも、色々な仕事を引き受けてそこからもお金を貰い、それらは全て貯蓄に回していた。

例えば、彼は山林開発や公園設計の話などを引き受けて、仕事をしていた。

現在、世間の動きは副業や兼業を許す方向に進んでおり、本多静六式のお金の稼ぎ方が実践できるようになってくるかもしれない。

その時、物を言うのは、仕事の速さと自分の専門性と体力だ。

仕事が遅い奴は、副業など引き受けては全ての仕事を回せなくなるし、専門性の低い仕事は需要が無い。そして、体力の無い奴は仕事が続かない。

体力の維持は、健康の維持もそうだが稼ぐ方法の拡大の為にも重要な要素だ。

誰でも儲かった時代、なんてものはない

彼は、最初は鉄道株で資産を大きく増やしその後は山林の買収で更に資産を増やした。

しかし、その後、敗戦による大幅なインフレーションや財産の没収などに巻き込まれていることも忘れてはいけない。

彼は1866年から1952年までの、日本激動の時代を生きた人だ。

大政奉還、明治政府発足、日清戦争、日露戦争、関東大震災、第1次世界大戦、世界恐慌、第2次大戦、日本敗戦。ぱっと思いつく出来事を列挙しただけでも、半端ない時代だ。

未来に生きる私たちからしたら、こうすれば財産が築けたと言うことは出来る。

だが、例えば、このブログを読んでいる人の中でガンホー株の波に乗れた人はどの位いるだろうか。

パズドラのブレイクで株価は100倍になって、多くの長者を生んだが果たしてどの位の人がキチンと波に乗れたのだろうか。

ゲーム株に限らない。

マイクロソフト、apple、Amazonなどでもそうだ。安い時に買って、長者になった人はどの位いるだろうか。

ビットコインでもそうだが、波に乗れた人はどの位いるだろうか。

こうして、多くの長者を生んだ事例をあげていて思うことがある。

本多静六の生きた時代は、確かに単純な仕事でも大きな利益を生み出すことのできるある意味では単純な時代だったかもしれない。そういった事業すべてに通じていなくとも、何かしらに投資をしていればひと財産築くことももしかしたら簡単だったかもしれない。

しかし、それは今よりも昔の方がチャンスがあったという訳では無いと思う。

例えば、先ほど、大化けした株の例やビットコインの話についても触れたが、現代においてもなお、様々な分野で株が高騰したり、バブルが発生したりとチャンスに溢れていると思うのはポジティブすぎるだろうか?

金の動きは、インターネットの発達によって昔よりもよりダイナミックになっており、それだけにチャンスが増えていると私は思っている。

そういうチャンスをものにするためには、先立つもの、つまりは種銭をちゃんと作る必要があるのではないだろうか。

だから、私はまず、蓄財の基本は貯金・節約だと思うのだ。

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